エピソード1 登校中にガマンしきれなくって立ちションおもらし

 あたしの名前は、早乙女玉子(さおとめたまこ)。三つ編みおさげ丸眼鏡ッ娘のニューハーフJKです。こんなあたしでも入学許してくれた学校がありまして、いつも元気に登校しています。得意科目は、国語。あとはみんなダメ(涙)。特に数学と体育が。先生! 体育が必修なのは疑問です!

「玉子ちゃん、学校おくれますよ!」
 お母さんの声。あ、ヤバイヤバイ。もうこんな時間。夜更かしして本読んでたら(読んでたのは、ブラッドベリの『火星年代記』です)、寝坊してしまいました。
 急いで、制服にお着替え。うーん、やっぱり女子の制服を着ると、なんだかうれしくなっちゃいます。だって、あたしはニューハーフですもん。
「ご飯は?」
「いいっ、パンだけでっ! 学校遅れちゃうー」

 そっこーパンを口に放り込み、家を出る。
 あたしはニューハーフなので、ただでさえ、ちょっと変わった目で見られがち。だから、校則とか風紀とかしっかり守らないと、いろいろ陰口たたかれそうで、こわいんです。なので、遅刻も厳禁。そう自分にいいかせてるんですよ。真面目なニューハーフッ娘で通ってるんですね!

 急いでいたので、気がつかなかったのかな。通学路も道半ばくらいまで来たところで、 あれ? なんだか尿意が。そーいえば、おトイレもせずに飛び出してきてしまいました。駅へはまだ遠いし、こんな朝早くだと、デパートもやってない。あるといえば、コンビニくらいですが、なんか探そうと思うとコンビニって意外とないんですよね。知ってるお店はここから遠いし。どうしよう・・・うーん、なんとか駅まで早足で行ってするしかないか。
 玉子は冷や汗タラタラ、駅に向かって歩きます。おっきいほうのはなんとかガマンしていればいったんおさまったりしますけど、おしっこはそういうのがなくてキツイです。
 あ、だんだん人の流れも増えてきました。もうそろそろ最寄の地下鉄の駅だわ! ガンバレ玉子!

 よし、駆けよう! そういって駆け出しました・・・あ、でも、これ、地面踏むたび、膀胱が悲鳴をあげていますよ! うひゃー、ヤバイよ。なんだか、よけいにおしっこを促しちゃったみたいです。このままだと漏れちゃうよー。
 そして最悪なことに急いで駆けたせいで、人ごみの多いところまで来てしまってるんです。こんな大勢の人がいるところに来る前に、どっかものかげでしておけばよかったあー。

 最悪ー! ってゆーか、もうダメ、もれちゃう・・・

 そのとき、一陣の風が嘲笑うかのように玉子のスカートを弄びました。ちょ、ちょっとお。思いっきりスカートがめくれあがりガールズブリーフががまる見えです。おはずかしいですが、でかマラです。

と同時に、股間に生暖かい液体が広がるのを感じました。

 じょじょじょじょ〜

「あ」
 もう、こうなると、歯止めがかかりません。

 じょばばばばああああ〜〜〜

 おしっこ立ちションで、もらしまくりです!! スーパールーズはもちろん、スニーカーまで黄金水が垂れ流れて来て、

 ぷぅ〜ん。

 生臭いアンモニアの微香が鼻をつきます。アスファルトの歩道にしみが広がり、そこを通行していく人たち・・・
 ギョッとしてあたしをかえりみるOLさん風のおねえさん、あえて知らん顔していく若いサラリーマン、露骨にジロジロ見ていくスケベそうなおっさん・・・

 もうイヤ!

 玉子の下半身は、ぐっちょりっ!って音が聞こえてきそうなくらい濡れ濡れになってしまいました。  今日は、もう、学校ズルやすみですね。





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